「バター、出てませんけど
」
今となっては、ほとんど言われることがなくなったこのフレーズ。せいぜい1~2ヶ月に1度あるかないか
という位に減りました。と言っても、言葉にせずとも「忘れられてるかも…」と思われてる方もいらっしゃるかもしれませんが
結論から言うと、
Bistro Le Soleilではパンに塗るバターのご提供はしておりません
「パンに、お料理のソースをつけてお召し上がりください
」とお願いしてます。
Bistro Le Soleilの最大のコンセプトは
心と身体に優しい料理と空間 です。
昔のフランス料理と言えば、日本人からするとクリームやバターや塩分たっぷりな料理も多かったでしょう。そして今もそのイメージを強く持たれているお客様もしばしば見受けられます。
しかし、世界的に健康を見直し維持する流れになっている昨今、フランス料理も、随分進化しました。
僕の師事したフランス人のフランス料理のシェフ達の料理も、素材のうま味をしっかり味わうさっぱりとした料理です。
Bistro Le Soleilの料理も、偉大なるシェフ達の流れをくみ、出来るだけ油脂類、クリーム類、塩分を抑えたフランス料理でご提供してます。
せっかく料理でカロリーを抑えても、パンにバターをつけて食べては…そりゃね、美味いですよ、でも本当の意味で身体は喜ばない…
そして何より、一番お客様に味わってもらいたいのはソースであります。
ソースこそがコックたちが最大に時間も神経も使って作り上げる、その店の顔なのであります
大げさに言うと、ソースを食べずしてその店を語るべからずとでもいいましょうか
バターを提供していると、ソースが食べられずそのままお皿が返ってきることがあります。なんともったいないことか…
「そんなん、食べる人の勝手やから、好きにさせろ
」という方もいるかもしれませんが、ソースによってはその日の料理の中で、一番原価がかかっている部分である場合が往々にしてあります
たとえば、ペリゴールソースという名のソースは世界三大珍味のひとつであるトリュフを含んだソースであります。トリュフが食べられずに残ってくるって、なんとも贅沢すぎる話やと思いませんか。もちろん日本の家庭において、ペリゴールソースなんて日常的に口のするソースでもないと思います。やっぱりソースを楽しむことは、外食の醍醐味ではないでしょうか
もっと得する楽しい食べ方、たくさん知って欲しいとコックたちは常に願ってます。
僕の苦手とするテーブルマナー
でも、パンはお腹を膨らますためのものではないとされてます。
喉のつまりを解消したり、ちょっとすくい辛いお皿の上の料理を上手くとるために、フォークやナイフのサポート役としても便利だったり、はたまた
Bistro Le Soleilのようなカジュアルな店では、パンにたっぷりソースをつけて食べるために使ったりするんですね
(ちなみに正式な場では、パンでソースを食べるのはマナー違反となってるそうです、そんな場に出向くことは、僕なんぞ一生あり得ませんが
)
そういった、箸の文化の日本では意外と知られていない、そんな事も「食育」の一環として知って欲しい、そんな想いも強く持ってます。
長くなってしまいましたが…
そんな理由から、パンのバターの提供はしてないんですね。
今日のランチタイムのお客様も、こんなお皿になって返ってきました~
パンで懸命にソースをつけて食べていただいた跡、コックが最高に嬉しい瞬間であります。
こういうお皿は、STAFFは必ず厨房に見せに来てくれる、それほどにありがたいことなのであります
お客様の想いと、コックの想いが重なった証のような、そんな飲食店ならではのコミニケーション術であります

Bistro Le Soleilのお客様のほとんどが「洗う必要、ないんとちゃう
」って位にソースを根こそぎ楽しんでいただいてます(もちろん、しっかりと洗浄してますのでご安心を
)。
そして、ソースまでしっかりと食べていただいたお客様、STAFFから見ても満足度の違いは歴然です
ぜひ、楽しんでくださいな
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南海高野線金剛駅 バス10分
〒589-0022 大阪府大阪狭山市西山台6-1-15(地図
)
TEL 072-365-8187
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※2012年4月29日現在の情報です
ぐるなび
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